- 2011-04-15 (金) 18:35
- 秋田応援団
出張で秋田へ行った折、男鹿市にある男鹿工房さんを見学。こちらは塩の製造釜元で、男鹿の海水を使い、古くから用いられてきた製法で塩をつくっていることで知られている。火をくべた平釜で海水を煮詰めているところ(写真左)や、沸騰しない温度で長時間ゆっくりと水を蒸発、結晶化させていくところ(写真右上)など、一連の工程を見せていただいた。水の表面に結晶化した塩が浮かんでいる様は、ゲランドの塩田に咲くフルール・ド・セル(塩の花)を彷彿とさせる。製品になるまでの手間暇を目の当たりにすると、大きく育った塩の結晶が愛おしく思えてきた。男鹿工房のスタッフの方々も、きっとそうなのだろう。【ま】
株式会社 男鹿工房
秋田県男鹿市船川港船川字海岸通り2-9-5
TEL:0185-23-3222