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ほぼ1年振りの男鹿行

日々の慌しさにかまけて更新が滞っておりましたが生きています。【も】です。

唐突ですが、1年ほど前に当blogで紹介した男鹿工房を覚えておいででしょうか。先日、そちらの社長さんから連絡をいただきました。なんでも、社長のところでつくっている塩を生成する過程で出る「にがり」を使って米づくりをしている方がいて、今年から本格的に売り出したいので相談にのってほしい、ということらしいんです。その米の名は『なまはげ米』。

「美味しいの?」と、私。「これまで食べてきた中で一番美味い」と社長。美味しいものに出会えるのなら行かない理由はありません。ほぼ1年振りに秋田は男鹿に行ってきました。

見事な稲が育っていました

今回、打ち合わせのために男鹿工房に集まったのは、なまはげ米の生産者の方、男鹿工房の社長と専務、素工房から二人の計5人。全員が揃ったところで、先ずはなまはげ米をつくっている現場を見にいこうということになり圃場に向かいました。車に揺られること約10分、山間にある田んぼが見えてきました。おー、これは凄い。なまはげ米の田んぼの稲は、他の田んぼのものより籾の付きがいい。そして何より、勢いとでも云うんですかね、稲がシュッと立っているのが素人目にも分かります。

なまはげ米の詳しい説明を素工房のもう一人が聞いている間、手持ち無沙汰な私は田んぼのあぜ道を散歩することに。すると、一歩足を踏み出すごとにイナゴが何匹もピョンピョン飛び跳ねるではないですか。生き物がたくさん住んでいる環境で育てられているなまはげ米、きっと手間暇かけてつくられているのでしょう。あと10日もすれば刈り取りを始めるそうなので、新米を送っていただくことを生産者の方と約束して秋田を後にしました(もちろん打ち合わせもしてきましたよ)。炊き立てのなまはげ米を食べるのが今から楽しみです。さて、このお米、どうやってPRしていこうかしら。

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