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素工房 雑記帳

忘備録ついでに

去る8月26日、東京をゲリラ豪雨が襲いました。午後2時ごろから降り始めた雨は、あっというまに前も見えないほどの豪雨に。ほどなくして新宿や池袋など各地で冠水被害を知らせる報告がTwitterのタイムラインを埋めだしました。と、この時点では、まだ悠長に構えていた私。事務所のある九段下付近は、雨水が道路を川のように流れていこそすれ、冠水には程遠い状況だったからです。ところが午後3時を過ぎたころ、Twitter上で気になる情報が流れはじめました。「神田川の水位、ハンパねえ」「このままいくと溢れ出すんじゃないか」・・。これはまずい。事務所から一番近くを流れる神田川とは、わずか1キロほどの距離。なにより、事務所のすぐ近くには、神田川から枝分かれした日本橋川が流れています。神田川が溢れたら、この辺も水浸しになってしまう。

正確な情報が欲しい、ということでネットで調べてみたところ、以下の二つが見つかりました。今後もこんなことがあるやもしれませんので、忘備録ついでにご紹介しておきます。

東京都水防災総合情報システム
東京都水防災総合情報システム

千代田区河川情報システム
千代田区河川情報システム

どちらのサイトも、水位の増減を示すグラフや定点カメラの画像など情報満載です。いやー、こんな便利なサイトがあるなんて、今まで知りませんでしたよ。ちなみに、下の図が当日の水位グラフ(千代田区河川情報システム)。危険水位まであと一歩というところでした。グラフが右肩下がりに転じたときは、心底ホッとしました。【も】

8月26日の水位グラフ

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秋田の海の幸

これでもかと並ぶ魚介類

4月に続き、またまた秋田・男鹿市へ。先日ブログで紹介した男鹿工房さんのデザインのお仕事をいただくことになり、東京からはるばる車で行ってきました。

深夜、東京を出て、午前10時過ぎに現地に到着。今後の商品展開等の話を伺っていたところ、お昼近くなるにつれ男鹿工房の社長が時計をチラチラ。11時半に打合せが終わるとすぐに「昼飯に行こう」と誘われて、男鹿工房さんの数件となりにある、男鹿海鮮市場2階の食事処「海鮮屋」にご一緒することに。社長は入るなり、海鮮定食を注文。世間話に花を咲かせながら待つこと10分。出てきたのはちょっとした舟盛り。ヒラメの姿づくりをメインに、甘エビ、マグロ、イカなどのお刺身がこぼれんばかりにのってます。どれも弾力があって甘みがあってとっても美味。これにライス、じゃっぱ汁(味噌汁)、酢の物などの小鉢がついて1,300円とは、東京では考えられない値段です。この海鮮定食、1日限定10食で、開店の11時から1時間もたたないうちに売り切れるんだとか。社長、この海鮮定食をごちそうしたいがために時間を気にしておられたんですね。お気遣いありがとうございました。本当においしかったです。

掲載した写真は、お土産に鮭トバを買った海鮮市場1階のスナップ。新鮮な魚介類がこれでもかと並んでいました。本当は、卵をたんまりと抱いたボタン海老を買って帰りたかったのですが、移動の時間がかかることを考え断念。それと、食べることに夢中で、肝心の海鮮定食の写真を撮り忘れたのは秘密です。【も】

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男鹿工房の塩づくり

男鹿工房の塩づくり

出張で秋田へ行った折、男鹿市にある男鹿工房さんを見学。こちらは塩の製造釜元で、男鹿の海水を使い、古くから用いられてきた製法で塩をつくっていることで知られている。火をくべた平釜で海水を煮詰めているところ(写真左)や、沸騰しない温度で長時間ゆっくりと水を蒸発、結晶化させていくところ(写真右上)など、一連の工程を見せていただいた。水の表面に結晶化した塩が浮かんでいる様は、ゲランドの塩田に咲くフルール・ド・セル(塩の花)を彷彿とさせる。製品になるまでの手間暇を目の当たりにすると、大きく育った塩の結晶が愛おしく思えてきた。男鹿工房のスタッフの方々も、きっとそうなのだろう。【ま】

株式会社 男鹿工房
秋田県男鹿市船川港船川字海岸通り2-9-5
TEL:0185-23-3222

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